自殺島読者の感想

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自殺島読者の感想

”自殺島読者の感想文一覧”


shikarubekiさん:

まずは『自殺島』ってタイトルがすごい。映像化されていないコミックなのにPV(プロモーション・ビデオ)を作っているってのがすごい。しかも出演者のメンツがすごい。さらに9本もあるのがすごい。そして観ているとなんだか生きる力がわいてくるような気がするのが、すごい。


 

マンガ好きさん:

満喫で読んだんやがクッソおもろいやんけ

 

 

ネギ麻雀さん:

自殺に失敗した人たちが生きるために必死になる漫画。

結局のところ自殺とかどうでもよくて、とりあえず掴みの設定にしてみたはいいけどもすぐに関係ない話になった。最初のうちは「死に切れなかった後悔」みたいなものも少しはあったのだが、巻数を重ねるにつれて集団生活を成立させて生きていく気満々だ。もはやただの無人島サバイバルマンガ。

絶望的設定を最初に規定してしまっている以上、「法律が変わるまで島で生き抜く」とかしかやることがない。サバイバルマンガを描くなら船の難破とかで始めても良かっただろう。変に重厚なテーマを持たせようとしたために展開に苦しむ作品になってしまった。



 

SONPUGUさん:

自殺志願者や犯罪者達が流された果て「自殺島」。そこは生活に必須なインフラ設備などないもない元は無人の島。生きる為に最低必要な食料や水さえないそんな島で、皆で生きる為に何をしなければならないのか、(ちょっとゲーム染みたところもありますけれど)まさにサバイバルを感じさせてくれる、そんな作品です。

8巻まで読了。人間は理性的動物だと言う人も居ますけれど、劣悪な環境下や不安定な精神状態に陥った場合において、どこまで感情的・欲求的行動を押さえ、法のない世界で、彼らがいかように秩序を保つのか、そういったところにそはかとない楽しみを感じさせてくれます。

それが力なのか、はたまたもっと別なものなのか現時点ではわかりませんが、11つのシーンやコマに言葉と心情をなかなか上手く絡め、人の内面の弱さや醜さ、またはその逆など非常に生々しい場面が中身の濃さをもここまで感じさせます。

そんな生と死を表現する手腕に加え、自身の経験を交え説明するサバイバル術にはリアリティさがあるのも本作の1つの特徴でしょう。今後の展開については未だ先の見えない描き方に少し切ない気もしますが、それだからこそ先行きに期待出来るものもあります。扱われている題材はそういった「生と死」なのかもしれませんが、描いているのはやはり「人間」そのもののような、そんな作品なのだとは私には思われます。

 

 

ころあうけさん:

【良い点】

自殺したくても出来なかった人たちが死ねないことへのコンプレックスとそれを克服しようとするものそのきっかけとしてのサバイバル全巻買って読んでいますが加速度的に面白くなっているように感じます

【悪い点】

特になし

【総合評価】

共感できるできないなどあるかと思いますが自殺をしたくても出来なかった人たちであることから結局は生から離れられなかった人たちであるので自殺志願者が生きるという点に違和感を覚える人はただ読んだだけであると思いました

むしろこの作品ではこのご時世に生きるということを教えてくれているように感じました自分も自分が死んだらとか考えた質なので共感できない人物の心情はど言うものなのか考えるのも面白く

この作品は共感できるできないで片付くものではないように感じます確かに2巻まではそれほどな気もしなくも無いですが7巻までじわじわと面白くなっているように感じます

自分はアウトドアなことは好きでサバイバルなんてしてみたいとか考えたことがあるので知識の一つにでもなればと思いながら読んでますどっちつかずであるという点では確かにそうですが

サバイバルなどが好きである人であればかなり参考になり様々なことを思う作品であると自分は思います

 

 

ドリームさん:

本気で自殺を考えたこともない、自殺未遂もしたこともないそういう立場の私からの感じたこと。

面白い。

複雑化した社会から、ただ食料を調達して毎日を生きていくというシンプルな生活を描くものだけど、

そこには自殺未遂した人達に憂鬱だった社会はなく、食料を調達しなければ飢え死にするという現実があるだけである。

社会の流れにいれば死ぬことはない所では、自殺などを考える余裕や甘えがあるが、行動しなければ、死ぬという極限の場所では、人は生きようとするそういう風なことを思った。

作者の言いたいことはそういうことだろうと思うそういう意味で、自殺島への島流しは、自殺者への最高の治療になっているのではないだろうか?

 

 

イテアさん:

【良い点】

自殺願望のある人を引き付ける娯楽的読物って変なものですね

共感する感覚がいくつかある

先が結構気になる

弓矢を作ってる場面

鹿への気持ちはちょっと美しいと思った

サバイバルの知識がちょっと得られた

仲間の顔が全員出てきたり紹介されたりしない所に、主人公の内気さを感じる(そういえばこんな人いたっけ感が読み手も感じれる、作者が意図してるかは知りませんが)

【悪い点】

共感できな事も書いてある

サバイバルが中心なのか自殺関係が中心なのかしらないけど、どっちも中途半端感がある

弓道の先輩の過去は大切に扱ってる様子ですが、そんなインパクトないです

だれる、暇じゃないと読みません

【総合評価】

この作品は読者に何を思ってほしいのかな?

やっぱ自殺したい人へ何か伝えたいとかなんでしょうか?

それは先を読んでみないとわからないですけど。

あの殴ってきた人って前に運ばれてきた人なんですかね。

作者自体が未遂者とかだったらもっと説得力のある気持ち描ける気もしますが、何か薄いですね。うん、何か薄っぺらさみたいなのはぬぐいきれない感はある。

でも時代に合ったテーマだとは思う。もしね、生きるってこんなものだ、って言いたいんだったら(言いたいわけじゃないかもしれないけど)、死んでいった人の悲惨さをもっと見たいです。

もしかしてアレですか、最初に飛び降りた人の所に戻ったら見られるんでしょうか。作者がこんな重いテーマを背負ってしまった責任の行く先が気になる。

 

 

引きこもり万歳さん:

 

自殺島って名前からしてくっらくて、暗いの好きだけど読むのにちょっと覚悟いるよなーとずっと敬遠していました。が、突然読んでみました。なにこれ、吃驚するほど生きる気力が湧いて来る…!

名前からして前から気になっていたんですけど、以前、編集者が選んだこの漫画が凄いみたいなランキング?かなんかにこの漫画が入っていて、それで余計に読んでみたかった漫画でした。というのもですね、確か自殺島を押していたのがコロコロコミックかなんかの編集者の方だったんですね。そのギャップがとても印象的でして。

コロコロって子ども向けらしくイイハナシダーにしなくてはならないと思うんです。でも大人だったらそんな話で満足する人ばかりじゃ無いだろうし、反動で暗いの読んでみたくなるのかなーとか勝手にあれこれ想像していました。でも自殺島を読んだら全然印象が変わりました。冒頭でも言いましたが、この漫画は生きる気力が湧いてきます。私は鬱っている人ほど読んで貰いたいと思いました。

漫画に出てくるキャラは、殆どが自殺未遂者です。なんか国が自殺未遂者を治療したり支援したりするお金が無くなったとかで、自殺未遂した人間は島流しにされるって言うのがこの話のオリジナルシステムなんです。あ、なんか他にも日本人それぞれにIDがあって、それが剥奪されると日本では生きられないとか何とかそんな設定もあった気がします。

とにかく主人公達自殺未遂をした人間(生きることを一度放棄した人間)は、よくわかんない島に連れてこられます。島は無人ですが、人が住んでいた形跡は残っている島です。

主人公は死んだと思ったら変な島に倒れていました。他の人もそうです。え?なんで?って感じです。でも島にあった看板とかで、とにかく二本には帰れ無い事(ていうか島から出られないこと)などがわかってみんな絶望します。で、どうするかっていうと、数人はいきなり自殺しかけます。一回氏を選んだ人間と言う事で、そうでは無い人たちに比べて諦めやすい人…とこの漫画では描写されています。

主人公も自殺しようとするんですけど、色々あってとりあえず生きることにします。

飲み水すらまともに手に入らない、勿論ご飯だって無い。そんな極限状態で、自殺未遂者たちはみんな生きようとします。一回生きることを放棄したくせに死にたくない、生きたいと矛盾を抱えながら、とにかく飲むための水を、ご飯をゲットすることに必死になるのです。

こういうのって良いなぁって思います。なんかさぁ、一回駄目だって思って、そっから這い上がった人間が一番強いんだって私は思います。私は毎日自分なんか駄目だって思っていますので、めちゃめちゃ強いはずです、最強です。だったら良いですね。…まぁそれは置いといて。

主人公が弓で鹿を殺すシーン、なんかめっちゃ感動しました。主人公と言わんとする事がぎゅんぎゅん伝わってきました。生きるってこういうことだって思いました。で、主人公が自分で気づくのが良いです。いくらご立派な言葉並べられても、人間って自分でハッとなんないとなーんも気づかないし学習しないと思う。少なくとも私はそう。自分で気づかないとわかんない。すっげー人に教えられても駄目、わかんない。

主人公も気づくけど、私も気づかされる。

これまで現実から逃げまくって、やりたい事もわからずうだうだしていた主人公が、腹減ったからってバッタまで食べ出したところで感動しました。生きてるよ、すっごい生きてるよ。しがみ付くことって私はすごい格好良いと思うのです。そん時によりますけど。必死って凄い格好良いとおもう。ダサくない、なんもダサくない。這ってでも生きようとする姿って感動を呼びます、少なくとも私は感動する。

かと言って死を選ぶのがダサいのかってことも無いって言うか…なんかこんな事言ったら倫理的にどうかと思うんですけど、自殺はその人の自由だと思うのです。知り合いに自殺とかされたら凄いショックで、たぶん事あるごとに思い出して鬱になると思うけど、私に誰かの自殺を止める権利は無いとも思うんです。やめて欲しいけど、本人の意思も大事にしたい。やめて欲しいけど。

鬱とか病気とか、そんな場合で自殺を試みる場合は自分の意思じゃないと思うので止めますが。病気がそうさせているわけで、本人は死にたいわけじゃないだろうし。

話がずれました。いつもの事なんですけど。

 

この漫画に出てくる人間は、それぞれが傷を抱えています。そりゃ自殺考えるくらいですから、過去に小さくない失敗をした人が多いのです。痛みの度合いは本人しかわからないので、何を持って大きいとか小さいとか言えるもんじゃ無いと思いますが…。

なんかそんな人たちが、島で生きがい見つけて生きようって思うところにすっごい感動しました正直読んでて泣きました。主人公が鹿を射たところもぐっと来たけど、リュウの過去とか涙溢れて来た。めっちゃ強そうに見えて不器用で弱いリュウをレイコが理解してあげてるとこ良かった。自己嫌悪しまくりなリュウに対して、自分が傷ついたり他人が傷ついたり一生懸命考えてるから貴方は苦しんでいるんだ的?な台詞?あったじゃないですかー、なんだっけ、なんか凄い感動したのに忘れちゃった。でもマジで感動はしたんですよ。これは本当。あそこ感極まりすぎて忘れてしまった。

人間は見えてるところだけではけして判断できないと思うのです。でも他人の心なんかわかんないし、なかなか理解なんかできないししてもらえないし…だからこそ、理解してくれる人の存在ってありがたいですよね。じんと来るシーンでした。

だけどみんなリュウが実際はいい人だって気づいていたみたいですね。彼は真面目すぎるんだよ…!!!!レイコちゃんは真面目だからわかったんだなー。

真面目といえばスギさんもですね。彼すごく好きです。良くも悪くもヘタレになって来たリョウとのコンビがナイスですね。リョウとリュウってややこしいなぁ。

スギさんと言えば、彼とケンのやりとりも良かったなぁ。スギさん良い男スギやろぉ!なんでスギさんがモテないのか理解に苦しみますね。

私も彼と同じで、一人であたまんなかで物語をこねくり回してうへへってなるのが趣味だから気持ちわかります。私も人とコミュニケーションとるの苦手だし。スギさんの書いた小説を見てみたいなぁ。

スギさん可愛いよなー。真面目で不器用だけどいい男ですホント。

 

自殺島は世間ではみ出した人たちが傷を癒して行く漫画ですが、そのおかげで何だか全体的な空気が優しいんですよね。イレギュラーが許されるというか、普通とか、変とかで人を分断したりしない。どんな人も受け入れようとしてくれる。

そりゃ人間好みがあるからどうしても受け入れられないものってあると思うしそれは仕方ないです。そう言うんじゃなくて、好みとか置いといて、有り得ないそんなの!って言う空気がないというか…。

 

敵キャラのサワダも、なんか嫌な奴で終わらずに彼には彼の美学があってちょっと好きになりました。女の私からしたら腹立つことしてるし、サワダのケツに鉄パイプをぶっこんでやりたいくらいなんですけど、でも顔で女を差別しないって言うのは女の私からしたら凄いなって思います。

顔どことか体でも差別せず、肉体が男性の性同一性障害のトモのことも女と変わらない態度で接する彼の一貫した態度は尊敬できます。ついて行きたくなる人がいるのが理解できる男性です。

11巻までしか読んでいないので、トモがどうなるかまだわかんないんですが…トモは序盤から好きなキャラだったんで心配です。

 

トモって序盤、女だか男だかよくわかんないなーって思っていましたが、あとから性同一性障害だとしてなるほどー、わざとそうしてたのかーと思いました。

肉体は男性ですが、性格がとても女性らしく、優しくて繊細でいい子だと思います。ミキとのやりとりが良かったです。あそこは女の友情やーと思いました。

ミキも良い。ミキつながりではないけど、ちょっとまどマギのさやかちゃん思い出してしまいました。

ミキもさやかちゃんも無理して明るく振舞う頑張り屋な女の子ですが、そのせいで自分も他人も傷つけて自己嫌悪に陥ってしまう事があるんですね…そんなところも私は好きなんですが。

自分が傷つけられたから他人を傷つけようとしたって、ちゃんとわかってるミキちゃんマジ良い子。それで自分を責めたり…つくづく良い子なんだなぁと思いました。でさー、それを許すトモの優しさ。

自分の精神が参ったり心に余裕が無いとき、周りに当たったりしちゃうのってよくあることだと思うんです。良いか駄目かって言ったら駄目かもしれないけど、でも駄目とか言いたくないですね、個人的には。そうやって何でもかんでも駄目とか言って我慢するからやベーことになったりするんですよ。だから私は普段頑張ってる人がたまに当たっても怒ったりしないようにしようと思ってます。できるときはね。そう、できるときはそうする努力をしています。だから私が当たっても許してね☆てへぺろ。

 

出てくるキャラクターがほぼだいたい優しい以外にもこの漫画には魅力があります。

それは、徐々に色んなことができていく村の成長を見守る事。ここがゲームっぽくて面白いです。牧場物語とか好きなんで、その感覚で見ていて楽しいです。

作者さんが実際アウトドアをなさる方なのか、漫画の中で作者さんの実体験が出てきます。ヘビ食べた話とか。

 

名前は暗いですが、読むと生きる気力がわいてくるし、とってもわくわくする漫画です。よければ是非読んでみてください!鹿が食いたくなること請け合い。

 
 

自殺島の漫画アプリは何を使えば良い?

twitterでよく『漫画アプリは何を使ったら良いですか?』と聞かれるのですが、オススメは『コミックシーモア』です。電子コミックの中でコミックシーモアのタイトル数は最も多いです。簡単登録を済ませれば全てのコミックタイトルが最初の全ての巻の1話を全部無料で読めるので本当に無料登録して読まないと損ですwww 

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