絶望の中でも希望を見いだして生きる人間の姿を描いた「自殺島」

「じさつとう」
自殺志願者が多すぎるってことで、日本政府がある孤島にそいつらをどんどん送り込んでる…という話。主人公は、その島に無理矢理送り込まれたセイという青年。
そのセイという青年が、周りと助け合うことで再び生きる意味や活力を思い出す。この島でどうやって生きていくのか、それがこのマンガのメインじゃないかと思う。
自殺島の漫画アプリは何を使えば良い?
といった感じでこれが最後の巻まで全て1話ずつ無料で読めちゃいますwww 結構ボリュームがあるのでどんな漫画かだいたい把握出来ちゃいますし読みあさりだけで結構楽しめちゃいます。コミックシーモアは電子コミックの中ではコミック最大のタイトル数を有しているので自殺島に限らず他のコミックも無料で読み放題ですね。

ガチすぎるサバイバル術
水道も何もない島だから、自給自足しなきゃいけない。これがガチな方法。
例えば、主人公のセイは狩りが得意で、弓から矢まで全部手作り。それで何を狩るかと言えば、

自殺島2巻鹿を狩るセイ (2巻)
鹿。他にもイノシシなど、臨場感たっぷりでページを割いてる。
5巻だと濱口優バリに魚を取ったどー!。11巻だと泥水を濾過してみせたり、正直こんなに丹念に描く必要ある?っていうぐらい丹念に描いてる。
ボス・サワダ
序盤のストーリーはそういう自活に焦点が当たってて、それを通して「生きていく」希望を見出していく。

自殺島9巻サワダ (9巻)
ただ途中からサワダというボスが登場。主人公のセイたちと同様にコミュニティを形成してる。でも、そこが色んな意味で荒れまくってる。
そのサワダと主人公のセイたちが、軽い全面戦争を繰り広げる。

自殺島8巻命を狙われるリョウ (8巻)
セイたちのコミュニティにスパイを送り込まれて、寝込みを襲われそうになることも。
他人の命をなんとも思ってないサワダと、他人の命を重んじるセイ。ただサワダを倒すためには、そういう考えは捨てなきゃいけない。そして、どんどんサワダ化していく自分とセイは葛藤…みたいな流れ。
自殺島の総評

自殺島1巻リョウ (1巻)
自殺志願者を孤島に集めるけど、彼らがそこで再び生きる目的や活力を見出す。この設定自体は良いんだろうけど、あまり活かしきれてない感じ。5巻のカバーで作者が「経済活動より自然の恵みが大事」と言ってますが、実用的なサバイバル術などにページを割きすぎ。

自殺島8巻ルポライター (8巻)
途中から自殺島を調べるルポライターが現れて、このフザけた島の実体を暴くのかと思いきや、そこもほとんど進まない。そもそも島から脱出するのか、定住することはほぼ決定項なのかすら不明。
結局、作者は何を伝えたいのか、一体どういう方向にこのマンガを持って行きたいのか、いや持っていくべき方向性は一つしかないと思いますが、全体の展開はメリハリがなく歯切れが悪い。特筆すべき点は見当たらない。
森恒二の描くキャラクターは軒並み暗いので不可能かも知れませんが、もう少し主人公が明るく全体を引っ張っていってもいいのかな。

〜〜〜〜〜1巻のネタバレはこっそりこちらから〜〜〜〜〜
自己否定が極端に低い、長髪の主人公、セイは生きる権利を剥奪された。
自殺未遂の常習指定がついている、と医者が話していた。
セイは、もう終わらせたいと答え、目がさめたら、そこは知らない土地。
しかも自分だけではなく、大勢がまわりにいて「ここはどこなんだ!」とパニックになっていた。
そこが自殺島だとわかると、飛び降り自殺をする者が。
失敗し、息があり、苦しく呻いているのをみたセイ…。
「いつ死んだっていいんだ。でも、こんな終わりかたはする必要がねぇだろ。」と、
その場を落ち着かせてくれたのはバンダナをしていて、
体格のいい、どうしても未遂者には見えないリョウ。
島に送り込まれたメンバーの中に、セラピーにいたカイがいて、
驚きを隠せないでいたセイだが、「むこうで失敗したんだよ。」とカイが言う。
とにかく暑さのせいで水が欲しいのに、
今まで当たり前に好きな物を選んで飲んでいたから、水の有りがたさを今知るセイ。
協力し、なんとか水を飲んだが、また〔明日が来る〕苦しみ、繰り返しの毎日が来ること、
狩りをして生きることから逃避する男女が、首を吊っていく。
セイは、ボウシに否定的な黒い言葉を矢継ぎ早に言い当てられ、
苦しくなり、手首をきってしまう。
生きる気力を削がれた…と。
でも、山の中にみたシカの生気にふれて、
また生きたいと前向きになり、シカのグループを調べていく。
いつしかシカに魅了されていた。
また、島の中を食べ物探しに行った際、以前送られてきた人の暴力にあうなどのシーンも。
1巻のラストは、セイが弓矢を作るシーンで終わりです。
自殺島とは、イニシャルDが連載されている雑誌に、
たまたま載っているのをみつけたのが出会いでした。
お気に入りは、やっぱりセイと、後々出てくるナオさんです。
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自殺志願者を孤島に集めるけど、彼らがそこで再び生きる目的や活力を見出す。この設定自体は良いんだろうけど、あまり活かしきれてない感じ。5巻のカバーで作者が「経済活動より自然の恵みが大事」と言ってますが、実用的なサバイバル術などにページを割きすぎ。
自殺島じさつとう

あらすじ・ストーリー・内容
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